2019.5.26
友人であり、獣医業界でもグローバルに活躍されていた方が亡くなりました。
享年36歳。
今日は彼女のお別れ会に出席しました。
本当このようなことは公開すべきではないのかもしれません。
ただ、今自分が感じていること、考えたことを忘れないように、書き留めておきたいと思い、PCに向かっています。
彼女は大学院時代の1つ上の先輩でした。
第一印象は、明るくて元気で、快活なひとだな、というものでした。
研究室は別だったので、僕はすごくたくさん思い出があるわけではありませんが
時々研究のことで相談に乗ってもらったり、逆に相談を受けたりしたことがありました。
また食事にもご一緒させていただいたことも何回もありました。
いつもニコニコ笑っていて
いつも楽しそうで
語学が堪能で
海外の方ともすぐに仲良くなれて
いつもだれかに囲まれている
そんな彼女を見て、いいな。あんなふうに社交的になれたら。
だれとでも臆さずコミュニケーションが取れたら。
なんてうらやましく思ったりしたこともありました。
でも、そんな一面がある一方で
こっそりと悩んだりしている姿を、本当にたまにですが目撃したこともありました。
一度だけ、彼女がドク論を書いている時期に、僕に相談というか愚痴?を言ってくれたことがありました。
それなのに僕はいつもの調子で、「大丈夫ですよ。うまくいきますよきっと。それにしても先輩も悩んだりすることあるんですね。」
なんて能天気に答えていたと記憶しています。
そんなバカな僕にも、その後もずっとよくしていただきました。
彼女が就職した会社でも、いろいろなプロジェクトを相談させていただきました。
相談したいことがあると連絡すると、彼女は必ず足を運んでくれて
まっすぐこちらを見つめながら、熱心に耳を傾けてくれました。
おそらくこの獣医業界のだれもが、彼女の才能や誠実さに惚れ込み、
一緒に仕事をしてよかった、と思っていると思います。
正直、今でも亡くなったという現実を受け入れられません。
何かの冗談でしょ。と思っている自分がいます。
でも、もう彼女はいない。
遠くに旅立ってしまいました。
訃報を聞いてから、ずっと考えさせられています。
彼女はだれよりも、自由に、楽しく、自分らしく生きていたな、と。
そんな生き様をみて、
自分はそれができているのか?
今を一生懸命、自分らしく、楽しんで生きているのか?
そう自問自答しています。
人はいつ死ぬかわからない。
だったら、自分のやりたいことをやろう。
そして、それは「今」やろう。
そう心に誓いました。
自分もいつ死ぬかわかりません。
でもその時がくるまで、精いっぱい楽しんでやろう。
そう思いました。
振り返っても、楽しかった思い出しかありません。
本当にありがとうございました。
もう会えないと思うとさみしいです。
心からご冥福をお祈りいたします。
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