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執筆者の写真マエダシンゴ

今を、生きる。

更新日:2019年8月1日

2019.5.26









友人であり、獣医業界でもグローバルに活躍されていた方が亡くなりました。




享年36歳。







今日は彼女のお別れ会に出席しました。





本当このようなことは公開すべきではないのかもしれません。



ただ、今自分が感じていること、考えたことを忘れないように、書き留めておきたいと思い、PCに向かっています。







彼女は大学院時代の1つ上の先輩でした。




第一印象は、明るくて元気で、快活なひとだな、というものでした。





研究室は別だったので、僕はすごくたくさん思い出があるわけではありませんが



時々研究のことで相談に乗ってもらったり、逆に相談を受けたりしたことがありました。



また食事にもご一緒させていただいたことも何回もありました。






いつもニコニコ笑っていて



いつも楽しそうで



語学が堪能で



海外の方ともすぐに仲良くなれて



いつもだれかに囲まれている








そんな彼女を見て、いいな。あんなふうに社交的になれたら。


だれとでも臆さずコミュニケーションが取れたら。





なんてうらやましく思ったりしたこともありました。







でも、そんな一面がある一方で



こっそりと悩んだりしている姿を、本当にたまにですが目撃したこともありました。




一度だけ、彼女がドク論を書いている時期に、僕に相談というか愚痴?を言ってくれたことがありました。




それなのに僕はいつもの調子で、「大丈夫ですよ。うまくいきますよきっと。それにしても先輩も悩んだりすることあるんですね。」



なんて能天気に答えていたと記憶しています。






そんなバカな僕にも、その後もずっとよくしていただきました。


彼女が就職した会社でも、いろいろなプロジェクトを相談させていただきました。





相談したいことがあると連絡すると、彼女は必ず足を運んでくれて


まっすぐこちらを見つめながら、熱心に耳を傾けてくれました。






おそらくこの獣医業界のだれもが、彼女の才能や誠実さに惚れ込み、


一緒に仕事をしてよかった、と思っていると思います。






正直、今でも亡くなったという現実を受け入れられません。



何かの冗談でしょ。と思っている自分がいます。






でも、もう彼女はいない。


遠くに旅立ってしまいました。





訃報を聞いてから、ずっと考えさせられています。





彼女はだれよりも、自由に、楽しく、自分らしく生きていたな、と。





そんな生き様をみて、





自分はそれができているのか?





今を一生懸命、自分らしく、楽しんで生きているのか?





そう自問自答しています。











人はいつ死ぬかわからない。


だったら、自分のやりたいことをやろう。


そして、それは「今」やろう。






そう心に誓いました。






自分もいつ死ぬかわかりません。




でもその時がくるまで、精いっぱい楽しんでやろう。





そう思いました。











振り返っても、楽しかった思い出しかありません。


本当にありがとうございました。


もう会えないと思うとさみしいです。






心からご冥福をお祈りいたします。




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